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vol.5 「言語学の基礎」について

言語学は、おもしろそう、と思っていたので、若干興味津々。

第1章:言語と言語学

言語学の導入部分。

現代言語学の基礎を築いたのは、ソシュール(1857-1913)だそうだ。

言語学の諸分野として、音声学、音韻論、形態論、統語論、意味論、語用論、社会言語学が紹介されている。

この中で、形態論、統語論、意味論、語用論、を、第2章以降で、扱っている。

第2章:形態論

「文」と「語」の定義について、「語」は、「単語」とも呼ばれる。

「単語」の定義について、実は、難しいものなのだそうだ。

ヨーロッパ諸語については、単語の定義は簡単だけれども、日本語については難しい。

ネコがネズミに噛まれていた。

この文章で、助詞「が」「に」には独立性が認められるが、「噛ま」「れ」「て」「い」「た」には、独立性がない。

実は、独立性とはどんな性質なのかも、はっきりとした定義がない。

「形態素」という単位を設定している。

形態素の例としては、活用語尾、活用の語幹、接尾辞、接頭辞、などがある。

語形成の方法は、複合、派生、省略、混合、頭字語、転換などがある。

第3章:統語論

文の構造や語順は、言語によって違う。

文の構造を的確にあらわすためには、「文」「群」「句」「語」「形態素」のような単位に分類される。

日本語の群

名詞群=名詞句+格助詞

述語群=動詞述語群/名詞述語群/形容詞述語群

動詞述語群=動詞+(接続助詞)+(補助動詞)+(助動詞)

名詞述語群=名詞句+助動詞

形容詞述語群=形容詞

(感想)

日本語をこのように分類してみると、なるほどというか、日本語は難しい言葉なのかもしれないと思いました。

外国人に教えるには、外国人に理解できるように、日本語を分析して見せないと、わからないかもしれません。

第4章:意味論

意味の中核を「意義素」という。

語と語の関係には、同義関係、包摂関係、上下関係、非両立関係、排反関係、反意関係、逆説関係などがある。

また、同音異義語、多義語、選択制限、選択素性などの関係もある。

時制とは:過去、現在、未来などのように、いつ起こるかについての形態素。

言語によって異なり、中国語には、時制がない。

アスペクトとは:ある事柄の全体が起こるか、それとも一部が起こるかをあらわす形態素の機能。

前者を「全体相」あるいは「完了相」、「完結相」、後者を「部分相」「未完了相」「未完結相」と呼ぶ。

英語の場合、進行形が部分相を、非進行形が全体相を表している。

第5章:語用論

語用論は、「実用論」とも呼ばれ、言語を実際に使用する際の状況をも考察の対象とする分野。漠然とした範囲を対象としているので、厳密な方法論はないが、発話状況が言語の使用に与える影響は無視できない。

(全体の感想)

言語学というものに、若干興味があったけれども、難しい学問かもしれないと思いました。

ワードプロセッサーなどの開発に必要だと思うし、また自動翻訳などにも応用されていると思います。

第6章:言語の類型と世界の諸言語

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