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「NAFL日本語教材プログラム」は内容が濃い!!

「NAFL日本語教師養成プログラム」は、かなりレベル高いです。

CDの試験問題を聞いてびっくりしました。私には、聞き分けられない発音を、聞き分けるという問題。

世界の言語には、さまざまな発音があって、日本語を習得するときに、それらの言語特有の発音ミスがあり、それを聞き分けて直してあげるというものです。

CD教材がついているので、じっくり聞き取り練習ができます。

でも、ちょっと聞いただけでは、違いがわかりませんでした。

NAFL日本語教師養成プログラムは、どの巻からはじめてもOKです。

自由度が高いです。

日本語教育能力検定対策問題集もあります。

多くの人が苦手とする聴解分野には、わかりやすいポイント解説があるそうです。

これを勉強すれば、聞き取りできるようになるのかも。

CDが9枚付属しています。

テキスト1冊が4ユニットに分かれています。

じっくり進めたい人(12ヶ月プラン)

1週間に2ユニット⇒1ヶ月で8ユニット⇒12ヶ月で全96ユニット

 

集中して進めたい人(6ヶ月プラン)

1週間4ユニット⇒1ヶ月16ユニット⇒6ヶ月で全96ユニット

 

短期達成したい人(3ヶ月プラン)

1週間8ユニット⇒1ヶ月32ユニット⇒3ヶ月で全96ユニット

ひたすら、がんばる感じで、短期達成の3ヶ月プランをやってみるのもいいかも。

延長は有料で可能ですが、がんばってみたほうが、疲れたときに休めます。

各テキスト終了後、マークシートの実力診断テストをやって、提出します。

 

日本語教育能力検定試験は、満天を目指すよりも合格点を目指すほうがいいそうです。

新傾向となって第5回目の試験(2007年10月実施)では、最高点スコアは204点(240点満点)だったそうです。

つまり、最高得点者でも85%。

ここ数年のテスト結果を分析すると、70%以上とれば、まず合格圏内に入れるらしいです。

副教材の月刊「日本語」が、毎月届きますので、かなりこれも役に立つとか。

vol.5 「言語学の基礎」について

言語学は、おもしろそう、と思っていたので、若干興味津々。

第1章:言語と言語学

言語学の導入部分。

現代言語学の基礎を築いたのは、ソシュール(1857-1913)だそうだ。

言語学の諸分野として、音声学、音韻論、形態論、統語論、意味論、語用論、社会言語学が紹介されている。

この中で、形態論、統語論、意味論、語用論、を、第2章以降で、扱っている。

第2章:形態論

「文」と「語」の定義について、「語」は、「単語」とも呼ばれる。

「単語」の定義について、実は、難しいものなのだそうだ。

ヨーロッパ諸語については、単語の定義は簡単だけれども、日本語については難しい。

ネコがネズミに噛まれていた。

この文章で、助詞「が」「に」には独立性が認められるが、「噛ま」「れ」「て」「い」「た」には、独立性がない。

実は、独立性とはどんな性質なのかも、はっきりとした定義がない。

「形態素」という単位を設定している。

形態素の例としては、活用語尾、活用の語幹、接尾辞、接頭辞、などがある。

語形成の方法は、複合、派生、省略、混合、頭字語、転換などがある。

第3章:統語論

文の構造や語順は、言語によって違う。

文の構造を的確にあらわすためには、「文」「群」「句」「語」「形態素」のような単位に分類される。

日本語の群

名詞群=名詞句+格助詞

述語群=動詞述語群/名詞述語群/形容詞述語群

動詞述語群=動詞+(接続助詞)+(補助動詞)+(助動詞)

名詞述語群=名詞句+助動詞

形容詞述語群=形容詞

(感想)

日本語をこのように分類してみると、なるほどというか、日本語は難しい言葉なのかもしれないと思いました。

外国人に教えるには、外国人に理解できるように、日本語を分析して見せないと、わからないかもしれません。

第4章:意味論

意味の中核を「意義素」という。

語と語の関係には、同義関係、包摂関係、上下関係、非両立関係、排反関係、反意関係、逆説関係などがある。

また、同音異義語、多義語、選択制限、選択素性などの関係もある。

時制とは:過去、現在、未来などのように、いつ起こるかについての形態素。

言語によって異なり、中国語には、時制がない。

アスペクトとは:ある事柄の全体が起こるか、それとも一部が起こるかをあらわす形態素の機能。

前者を「全体相」あるいは「完了相」、「完結相」、後者を「部分相」「未完了相」「未完結相」と呼ぶ。

英語の場合、進行形が部分相を、非進行形が全体相を表している。

第5章:語用論

語用論は、「実用論」とも呼ばれ、言語を実際に使用する際の状況をも考察の対象とする分野。漠然とした範囲を対象としているので、厳密な方法論はないが、発話状況が言語の使用に与える影響は無視できない。

(全体の感想)

言語学というものに、若干興味があったけれども、難しい学問かもしれないと思いました。

ワードプロセッサーなどの開発に必要だと思うし、また自動翻訳などにも応用されていると思います。

第6章:言語の類型と世界の諸言語

vol.1「日本語教育の現状」レビュー

Vol.1 日本語教育の現状

著者:奥田邦男(広島大学名誉教授)、他
奥田邦男     日本語学習者が多様化する状況を押さえ、学習者の心理的な側面にも気を配って人間味あふれる授業を目指す上での課題を考えます。

【感想】

日本語教育と一口に言っても、その内容は、かなり幅広いことがわかります。

日本国内の日本語教育における学習者は、8つのタイプがあります。

1.就学生と留学生

2.研修生

3.ビジネスピープル

4.中国帰国者

5.インドネシア難民と条約難民

6.日経南米人

7.外国人配偶者

8.ニューカマーの子供たち

海外での日本語教育の現状は興味深いものがあります。

韓国では、反日教育にもかかわらず、もっとも日本語学習者が多い国だそうです。

中国では、学習者数を調査しきれないそうです。

オーストラリアでは、言語政策によって、言語教育が活発に行われているそうです。

アメリカでは、大衆文化に引かれて日本語を学ぶ人が多いそうです。

台湾は日本ブームで学習者が増えたそうです。

さらに詳細な日本語教育の現状や、歴史と未来についても書かれています。

目次の写真。

日本語教育の現状

日本語教育って、今、どうなってるのかな、と思うとき、便利な本。

日本語の試験などや、日本語教育に関するレファレンスなども豊富で、いろいろ調べたいときのきっかけになるようなことが網羅されている。

図や表があって、読みやすくて、わかりやすい。

日本語教育について、何も知らなかったけれども、興味がわいてきました。